20年以上前に、こんなL型特集が……

1994年頃

CARBOYのバックナンバーを
スキャニングしていたら、
こんなL型特集が出てきました〜

 

1994年ですから、いまから数えると……23年前ですか。
エスコート、ライジング、亀有、柿本さんところのメカニックだった前田くん、
マジック、SSクレイジーの安藤さん、オートカルザ、JIUNマシンショップ。
当時の注目のL型チューナーが登場しますが、誌面を見ると、なんだか、
かっこいいな〜と、ついつい思ってしまいます。
コンロッドやピストン、リテーナーやカムシャフト、
そういった『単なる部品』の写真を、どんなふうに撮ろうか?
当時はそんなことを一生懸命考えてましたね。

機能部品なんだから、無味乾燥でいいじゃないか、単なる部品でしょ、
そういう声が聞こえてきそうですが、金属の部品が、エンジンに組み込まれて、
気化したガソリンが爆発し、そいつがミッションを通じてタイヤを回す。
そういうことを想像すると、やっぱり、こういう写真を撮りたい!と
思ってしまうのです。他の雑誌では、こんな写真や、デザインというのは、
あまり見たことがありません。CARBOYが、CARBOYであるということは、
こういった、小さなことの蓄積なのかも?自分ではそう思っています。

このL型特集の記事は、すべて自分が書いたものではなくて、尾登くんや高橋くんが
取材して書いたものもありますので、原文を載せるのは差し控えますが、
ふと気がつくと、文末の署名欄に「CB」とだけ書いている原稿がけっこうあります。
CBって誰だ?と、考えていたら、思い出しました。

CARBOYのチューニング記事開始直後は、原稿を書くのはほとんど自分。
一冊の3分の1くらいは原稿書いてましたね。といっても、
ガレージセールや新製品紹介のページ等もありますから、
その月の特集の60%くらいは、自分の原稿なので、名前を書くと、
格好が悪かったんです(笑)。他の雑誌は、数名のライターがいるのに、
CARBOYじゃ、ひとりかよ〜。そう言われないように、「CB」と記しました。

いまとなっては、お笑いですが、他のライターが育ってくれるまでは、
ずっとそういう状態でしたね、あ、CARBOYガレージ原稿は別です。

ま、そんな感じだったんですが、奇妙なこだわりのL型特集が、
いまから20年以上前に、こんな形で出版されていたということを
知っていただければ……あ、知ったからといって、どうってことないですか〜。



















































■ 今だから話せる秘話(笑) ■

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